御酒殿神

 

なんでしょう、これは

田舎の古民家を道端から撮影したような風景ですね


この古民家風な佇まいの建物は忌火屋殿です。
忌火屋殿とは神様へのお供えを作るところで、言ってみれば神様の台所です。
で、神様は居るのかと言えば、どうやら居ないようですね。
八百万の神ですが、居ない場所もあるんですねぇ。


で、御酒殿神ですが、この忌火屋殿の奥にありまして、一般人の直接の参拝は許されてません。
ですから、ここから忌火屋殿越しに拝むわけです。

でもねぇ、ここから拝んでる人って見た事ないんですね。
みんな知らないって事だと思うんですが、これを読んで、拝んでると変な人に思われるかもしれません。
そこんところは自己責任で



さて御酒殿神ですが、以前書いたように内宮にもあります。
 それぞれの正宮でお酒を作ってたんですね。

どちらもお酒の神様なので、酒造業の守り神でもあります。

外宮の所管社五位ですが、奥まってるせいかGoogleマップにも載ってません。