久具都比賣神社



クグツヒメジンジャと読みます。

“くぐつ”と言えば操り人形をイメージしますが、関係ありません。
現在は使われていませんが、地名のようです。

祀られているのは、久具都比女命(クグツヒメノミコト)、久具都比古命(クグツヒコノミコト)、御前神(ミマエノカミ)の三神です。

元々はそれぞれに社があったようですが、中世に荒廃して社地さえも分からなくなってしまったらしいですが、江戸期に再興され三神纏めて祀られたらしいです。


駐車場はありません。
農道に入る道の手前の路肩に路上駐車です。
地元の人意外は自動車がないと行ける所ではないので、こう言うところの駐車が一番困りますね。
1日かけるつもりで行けば自転車でも行けない事はないですがね。。。


農道の坂道を下っていくと、再び上り坂になり、その突き当たりに境内があります。

境内の入り口にはお決まりの立て札が建っていてます。
「馬で入ってきたらあかんよ」「鳥や魚を採ったらあかんよ」「木を切ったらあかんよ」
てな事が書いてあります。
この立て札はお伊勢さん125社すべての境内入り口に建っています。

入り口の反対側に下りて行くと宮川に突き当たります。
そこは「久具都の渡し」と呼ばれた渡船場跡で、昔は渡し舟で参拝に訪れたという事です。

内宮の摂社21位で、水と五穀の神様です。

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